祈るような気持ちで床に入り、起きて一番に空を見上げた。
雨はどうやら止んだらしい。
これならなんとかしまなみらしい走りができるだろうとほっとする。
朝ご飯を食べ、各自準備をして支払いを済ませた。
あまりの安さに仰天・・・・・・
また何か送っておこう。
女将さんありがとう。
集合写真をみんなで撮った。
みんなうれしそうだ。
あの昨日の雨があったからこそうれしさも倍加する。
雨の一日を頑張った自転車達。
もちろん綺麗に掃除した。
1日目が雨だったので、かえって2日目が貴重に感じられた。
徐々に天気がよくなっていく。
昨日の誰かみたいに叫びたい気持ち。
昨日は視界にすら入らなかった桜、桜、桜・・・・・
桜とブロンプトン。
そして青い空と青い海。
これがしまなみなんだ。
ただ走りやすい道があるからしまなみに来るわけじゃない。
その土地の人との触れあい。
歴史と先人達の足跡。
それをたどるからこそ旅は深まる。
光藤やしま一さんがなければこれほど来ることもないだろう。
何度来てもしまなみがわかったとは思わない。
偶然見つけた歌碑に思いをはせたり
歴史を勉強して訪ねることでしまなみ海道はもっと深い意味を持つだろう。
走り回る以外にも多くの楽しみがある。
また次回はどんな出会いが待っているだろうか・・・・