せっかく買ったのにどうも最近乗るのが億劫だという人には様々な原因がある。
1.買ったフレームサイズが大きすぎる
小径車は信じられないことにワンサイズしかないことが多い。
だから実際小柄な人は乗りにくい。
欧米人が乗るように大きめのサイズだからだ。
我慢して乗っている人もいるだろう。
でも自分の体にあったサイズの自転車に乗ると、とても楽に乗れるはずだ。
完成車はつるしの洋服とおなじだ。
イタリア製の服を買ったらわかるが手が長くてびっくりする。
身長であわせてサドルを上下されるでけではなく
手の長さ、足の長さで変わる。
完成車はホイールとサドルもいいものがついていないことが多い。
まともなホイールだけでも8万以上するからだ。
ステムの長さやハンドルの長さも自分にあわせてやろう。
できれば、フレームから自分にあわせて組んだ方がいい。
自分のベストポジションを知る必要がある。
2.体が痛い
あおまろさんは肩がこると言っていたので
この前チェックした。
するとブラケットを強く握りすぎていた。
ブラケットは軽く添える程度に手をおくものだ。
また上半身に力が入りすぎているのも初心者にはありがちだ。
首が痛いのも同様の理由だ。
おしりが痛いのはある程度仕方がない。
ペダルを回している限りでは体重はサドルにあまりかからない。
しかし回しては止まってサドルで休むように乗ると
お尻が痛くなる。
またペダルを回さないで走ると路面からのショックがすべて体にくる。
ペダルは回し続けよう。
すると身体全体でショックが和らげられる。
その時の感触がスチールが一番すばらしいと思う。
自転車は売るが、ちゃんと乗り方まで指導してくれないものだ。
自分で研究する必要がある。
3.体が圧迫されて辛い
これも同様の原因だが、実はロードは誰にでも乗れない。
つまり最低でも身長から100を引いた体重以下でないと楽しく乗れない。
おなかが出ていると前傾姿勢がとれないからだ。
そんな人はMTBや、より乗りやすいクロスバイクにするべきだろう。
4.正しいペダリングができているか
初めてロードに乗るとふわふわすると感想を持つ人がいる。
それはペダルを踏んでいるからだ。
ペダルは親指の根元の位置で足首を固定して回すのだ。
決して踏んではいけない。
自転車は簡単に買える。しかし、ちゃんと乗れないで1年以内に辞める人が多いそうだ。
現在は自転車ブームだそうだが
消耗パーツはあまり売れないそうだ。
つまり続ける人が少ないことがわかる。
そうならないために、また体の痛みを
我慢しないために様々に勉強すべき点がある。
だからこそ奥が深くおもしろいとも言える。
クラブに入ったりして日々研鑽すべきだろう。
風になるのは実は簡単ではないのだ。
それでも風になるのは楽しいから。