ケーキショップなどでは飲み物での失敗も多い。
今日はコーヒーの専門店の
Greens Coffee Roasterさんに行ってみた。
このお店は有名な店で雑誌でも最近よくとりあげられている。
よくマスコミにとりあげられると途端に対応が悪くなる店も多い。
そんな時、サッカレーの書いた「虚栄の市」を思い出す。
持たざるべきものが金をもったらどうなるかを描いている。
ここのお店は店内に入るとすぐに素晴らしいコーヒーの芳香で包まれる。
お店の雰囲気はすばらしい。
さらにオーナーの趣味で選んだ家具調度品の趣味も素晴らしい。
一枚板のテーブルといい、すわり心地の良い椅子もいい。
音楽がかすかに鳴っている程度に聞こえる。
しかもジャズだ・・・・
店内の音楽がうるさいと二度と行きたいとは思わないものだ。
一番安いコーヒーもしっかりとしたあじわいで楽しめた。
さらに奥様が作られているデザートも秀逸だ。
しかも350円!!
このうまいコーヒーが400円とは・・・・・・
コーヒー党のinaさんがうなっていたのも当然だ。
コーヒーの専門店は愛煙家が多くてこまることがある。
このお店はベランダに喫煙所をもうけてある。
けっしておまけではないところがオーナーの心配りだろう。
煙草を吸う人にも吸わない人にもやさしいお店だ。
土日は行列ができるのはあたりまえのお店だ。
人気におごることなく誠実で心配りの行き届いた経営スタンスは本当にすばらしい。
いい店はおいしいだけではだめだとわかる。
なんでもそうなのだが人生で成功するには人を深く知らなければだめだ。
客の立場でいかに見ているかがはっきりと売りあげという数字にあらわれる。
さらにこのお店は人気店になっていくだろう。