この20年間ほどずっとロードに乗っている。
最初からロードに乗っていたので
ロードが普通の自転車だった。
そんなあるときストライダにであった。
へんてこな三角な自転車。
乗ってみると遅くて視点が高く
顔が勝手に笑っている。
ただ信頼性に欠け
購入後からたびたび故障したりした。
長距離もつらい。
そこでめぐりあったのがブロンプトン。
この自転車ほど見た目と違う自転車はないだろう。
かわいくて走らないように思える。
しかし長距離も走れ、疲れない。
近所のポタリングにぴったりと書いている
何もわからない雑誌の多いこと・・・・・
見た目が9割という本があるが
ブロンプトンに関しては全く嘘だ。
購入して長く乗って初めてわかることが多い。
またイギリス人のものづくりの頑固さがよくあらわれている。
ブロンプトンはポタリングの楽しさを教えてくれた。
写真を撮ることの面白さを再認識させてくれた。
人生を急がなくてもいいんだと気付かせてくれた。
またロードの素晴らしさも教えてくれた。
いろいろな自転車に乗ってみるといろんな世界が見えてくる。
でもいつかはローディになってほしい。
レースに出るためではなく
風になるために。
ちょっとこぐと軽く20キロは超えてしまう。
すぐに30キロで巡航できる。
だれでも40キロはすぐに出せるようになる。
慣れると50、60キロも夢じゃない。
それがロードレーサーだ。
でも速く走れるけどポタってますよって
顔でスチールのロードでポタろうよ。