楽しく自転車に乗り続けるためには、必ずやっておきたいことがいくつかある。
パンクの修理もその一つ。パンク修理ができないのに遠出することは無謀過ぎる。
ブレーキも非常に重要な部品だ。
今回はブレーキについて理解を深めてもらいたい。
自転車を改造するならまずはブレーキからと言われる。
ブレーキがきかないことで生死を分ける場面もある。
ブレーキの使い方にも注意したい。
もちろん凍結した路面でのフルブレーキングは自殺行為だ。
この点は車と同じ。
自転車のブレーキにはいろいろある。
■キャリパーブレーキ
キャリパーブレーキにも構造上3種類ある。おおよそこの形がキャリパーブレーキと言われている。形式としては最も古いものの一つ。改良されて現在もロードレーサーなどで使われている。シマノの製品は剛性感が高いので有名。ツチヤの親父さんはブレーキはシマノだとよく言っている。この単純な部品に自分の命を預けているということを忘れないでほしい。
ブロンプトンには専用のキャリパーブレーキが付いている。非常によくきくのでありがたい。
■カンチブレーキ
昔のMTBは全部これだった。古くはランドナーにもついていた。最近はヨーロッパを中心にシクロクロスという競技が盛んになりロードタイプにもこれをつけている。制動力は劣るが泥詰まりがしにくいという利点がある。
■Vブレーキ
現在のほとんどのMTBにはこれが付いている。カンチブレーキの問題であった制動力のなさを補ったもの。非常によくきく。しかしききすぎてつんのめってしまう人もいる。
ブレーキを正しく使うことは意外と難しい。
他にもディスクブレーキやローラーブレーキなどいろいろある。
以前エスプレッソを購入した友人が左側の路地から飛び出してきたバイクと接触しそうになったそうだ。エスプレッソのブレーキはまったくきかない。一歩間違えると大事故になっていたので、早速交換したそうだ。