自転車に乗っているといろんなことを考えています。
もちろん交通などには注意を払っていますが。
突然いいアイデアが浮かびます。
現在ちょっと担当させてもらっているラジオのコーナーの名称も
突然閃きました。
よく考えるのが人生のことです。
限りある人生を一生懸命行きようという風に
自転車に乗っていると励まされるのです。
坂があり、下りがある。
自転車はまさしく人生そのものですね。
自転車をこいでいる小さな自分がいる。
体が鍛えられるてくると坂が楽しくなってくるということについて
多くの方が話されています。
どんなことにも逃げずに対処できる勇気を与えてくれるのです。
ほんとにたまに車に乗るとイライラしてきます。
他の車の運転の仕方に腹を立てたり
渋滞にイライラしてくるわけです。
毎日こんなものに乗っていたんだと思うとぞっとしますね。
コンビニに行くのにも車に乗っていたわけですから。
足は退化してほ細くなってしまっているでしょう。
人間の足はもっと力強く
大地を踏みしめられるのです。
神様が与えれくれた元の自分はもっと野性的で力強かったのだいうことを
忘れてしまったのです。
車は確実に人間から喜びを奪ってしまったと思います。
目的地にいたる道程を楽しむことです。
そこにいたる苦しさがあるからこそ
到着した喜びは倍加されるのです。
たとえおにぎり一個でもうまいと感じられるのです。
お腹が減って口にする一口のおにぎりのうまさは
高価なフレンチよりも何倍もおいしいということを
我々は忘れてしまったのでしょう。
いやな事から逃げ出したいと思ったこともありましたが
今ではそれも楽しめるようになりました。
逆のものがあるからこそ楽しいのだと。
そういうことを自転車は全て教えてくれているわけです。
無理なペダリングではすぐに疲れてしまいます。
マイペースでこいでいけと教えてくれます。
しかし、確実にペダルをこぐ力は強くなっていきます。
レースに出るためではなく己に勝つために
ペダルをこぐのです。
自転車は哲学なんですね。