自転車を選ぶ場合に1番大事なのは、サイズを合わせることだ。
特に小径車の場合、サイズがワンサイズというのは本当はおかしい。
だからこそBikeFridayがいかに素晴らしい自転車かわかるだろう。
ロードバイクではサイズ選びが大事だと言いながら、
同じことを小径車では、一言も言わない自転車雑誌もいかがなものだろうか。
ワンサイズしかない小径車に乗って体が痛くなってもたいていの人は自分が原因だと思うだろう。
しかし、本当は合わないサイズが原因だ。
イタリア製の洋服を買ったことがあれば、おそらく経験があるだろう。
自分のサイズで選んだら、かなり手が長かった。
仕方がないので袖を詰める。
すると全体のシルエットもおかしくなってしまう。
これと同じことがロードフレームでも起こる。
欧米人用に作られてたフレームに一生懸命自分を合わせようとして、
ステムの長さを変えたり、ハンドル幅を変えてもなかなかしっくりこないのではないだろうか。
私も長年同様の失敗をしてきた経験がある。
だからまず自分のサイズにピッタリ合った自転車に乗ることが1番重要なのである。
その点フルオーダーに勝るものはない。
なんちゃってイタリア製自転車にだまされるのは初心者に多い。
ブランドのイメージだけで選んでいるからだ。
だからコルナゴは正確な情報を公開しているので正しい態度だと思う。
自転車屋さんは実は知識のない人には厳しい対応をとる。
買いたいという人にこれは本当は中国製ですよ、止めなさいとわざわざ言わない。
承知して買えば何も問題はない。
本人がイタリア製だと思ってることが問題だ。
昔と比べて格段に溶接も塗装も悪いなどとも言わない。
言葉は悪いが、だまされて買う方が悪いとベテランは心の中では思っている。
現在名前だけが売買されていて、
ほとんどの昔のイタリア名門ブランドなども他国の企業が所持している。
厳しい言葉だが、買う前に十分勉強が必要だろう。