最近新しく自転車ファンになられた方は、
コルナゴ、デローザ、ビアンキ,ピナレロあたりぐらいしか知らないだろう。
このあたりがかなりミーハーだと言われる路線である。
しかし、ちょっとレースに興味があればskill shimanoぐらいは知っている人もいるだろう。
ミヤタ自転車は、元々は鉄砲鍛冶であったことから、
独自のトリプルバテットのパイプを製造するようになる。
日本最古の自転車メーカーであり、世界ブランドである。
オランダのKOGA社(社長と奥さんの名前から作った造語)と日本のMIYATAが共同で
一時期素晴らしいロードフレームを作っていた。
特に1990年代まで(ほとんどが日本製)は垂涎もののフレーム作っていたのだ。
その色もkogaブルーという青色が渋かった。
日本製フレームとしてはじめてツールを走り、勝利した。
80年代ツールの歴史に名前を残す名車である。
悲しいかな2010年でKOGAとMIYATAの関係は、解消されてしまう。
とは言っても、ほとんどMIYATAはその頃にはフレームは作っていなかった。
現在また、Miyataブランドで新しいクロモリフレームを受注生産している。
純国産の超軽量クロモリフレーム(完成車6.54㎏)はいかがだろか。
写真は2004年のkoga miyataのカタログにあったクロモリにニオブをブレンドしてtig溶接で仕上げた素晴らしいフレームだ。
しかしもっと素晴らしいフレームがあった。
今となっては伝説のコロンバスの変形パイプmaxを使用したfullproというモデルだ。
(実際fullproという名称でいろいろな素材のフレームが作られている。)
どうせクロモリに乗るなら自分だけの本物のフレームはどうだろうか?