国別の交通手段の使用率のデータがある。
オランダは人口当たりの自転車普及率でももちろん世界一である。
ただ平地で気候が温暖であることが有利に働いているのだろう。
国家政策としてのインフラ整備も自転車普及の原因だ。
日本は人口当たりの保有台数では非常に高いが、
ほとんどはいわゆるママチャリである。
まだまだスポーツ自転車のレベルではない。
このデータで驚くのはカナダやアメリカだろう。
彼らは一見非常に自転車が趣味のように思われているが、
ほとんど乗っていないで、車オンリーである。
だからこそ肥満率も高いのだろう。
イタリアやフランスもそんな自転車に乗っているわけではなさそうだ。
スイスやスウェーデンでは、歩くことが多いのはちょっと驚きである。
まだまだ自転車が使える交通機関になるには時間がかかるだろう。