唯一の日本人として
ズッロ工房にいた安田氏は、
現在日本で木製自転車工房を開くためイタリアから帰国された。
(私は
木製自転車のことで連絡したのが始まりだった)
なんと安田氏はイタリアにいた8年間無給で修行されていたそうで驚いている。
しかし、得たものはお金に換えられないだろう。
現在58歳のズッロの親方は、溶接で目が悪くなっており(イタリア人は溶接ゴーグルをかけない人が多い)、
塗装の質が落ちるのでサンパトリニャーノの塗装施設に外注する。
そこは有名なペゴレッティの弟さんがやっている。
今後ズッロを申し込む場合、納期が大幅に遅れることもあるので注意が必要だ。
私の場合も約7ヶ月待った。
気長に待ったほうがいいだろう。
しかし、イタリアから箱が来たときは感動した・・・・
ただ長く待っても良いものが欲しいと思うのなら、
きっと素晴らしいものが出来上がってくるはず。
親方の溶接作業の様子
安田氏の個人ブログ