フルオーダーフレームにペインターの名前が刻まれるものもある。
かのズッロ親方はこう言っている。
「台湾や中国の自転車も悪くはない。
問題なのは、決められた標準的なフレーム(つるし)だけしかないことなんだ。
そもそも作り手が乗り手のことも知らずに自転車を作るというのは、いかがなものだろうか。」
この発言は、ほとんど台湾で生産しているコルナゴやピナレロのような大量生産メーカーに対する発言なのかもしれない。
何十万も出すのにつるしの高いフレームにお金を出していること自体が非常に損をしていると思う。
フルオーダーで自分の体型に合わせた自転車を作ることが1番ではないだろうか。
まずは、採寸をしてもらう。その後でしばらくして自分専用のジオメトリーがメールで送られてくる。
その後、フレーム作成、ペイントとなる。
日本の場合、そのペイントがひどいところが多い。
1番良いのがカドワキだと言われているが、かなり高いのは周知だろう。
年間で100本ほどしかつくらないイタリアの工房(コルナゴで2万本程度)で自転車を頼んだら、
ほぼ一年ほどで自分の体型にピッタリあった自転車が出来る。
日本の
パナソニックならもっとリーズナブルにフルオーダーが出来る。
ラインナップには、チタンとクロモリがある。
およそ一ヶ月で出来るのは素晴らしい。
フルオーダーで作れば、余計な調整もいらないだろう。