自転車事故が起こる原因は様々だ。
車とは違い、免許制でないことにも一因があると言う人もいる。
また日本の場合には、自転車が人が歩く歩道を走るのを認めてきたことにも原因があるだろう。
車と違って、自転車だけ双方向の交通もおかしいと思う。
海外と比較しても、日本の自転車にとってのインフラはひどい状態だ。
不況や健康志向や様々な要因から自転車がブームだという。
これだけ増えれば増えるほど、事故の数も増えるのは当然だ。
警視庁によれば、「平成20年の自転車が(第1・第2)当事者となった交通事故は、16万2,525件となっており、交通事故全体の21.2%を占めています。」という。
今年に入って、知り合いが関係した例だけでも、自損対物対自転車を含め、数件に及ぶ。
自分がいくら気をつけていても、相手が突然飛び出してくる場合もある。
ただ事故を起こしやすい人は、横で見ているとやっぱり無謀な運転の仕方をしている人も多い。
その路地から、ままちゃりが飛び出してくることもあるかもしれない。
公道はレース場でないので、あまり速度の出し過ぎは危険だろう。
狭いブラインドコーナーでは、止まることも必要になることもある。
下りでのスピードの出し過ぎも、対応が遅れる原因となる。
自転車は車より、すぐには止まれない、すぐタイヤがロックする。
緊急時のブレーキング方法を知らないことも事故の原因ではないかとツチヤの親爺さんは言っていた。
ここで何度も書いてきたが、自転車に楽しく乗るためには、
「安全に家に生きて帰る」ことが第一だ。
保険に入ることも言うまでもない。
車と全く同じだが、自転車に慣れてきた本格的に自転車を初めて2,3年以内の人が1番危ないように思う。
サンワの親爺さんの話でも、ここ数年の自転車保険の申請率が高すぎて、
その高額の保証のために、保険会社も自転車を扱わなくなっているそうだ。
自転車は楽しく遊べば、素晴らしい道具だ。
自転車で幸せになってほしいものだ。