と書いているのは「ロードバイクバイブル」の著者であるエンゾ早川氏である。
それだけ一般道路上には危険が多いということと
最近運動中に突然死をする人が増えているのもある。
ある医師が
マラソン中の突然死を調べられている。
これをみると年齢は関係ないことがわかる。
20代から50代まで幅広い。
原因の大半が心臓関連と想定されている。
ツチヤの親父さんの話ではとある自転車の競技会では
毎年のように死者がでているそうだ。
日頃仕事で無理をしたり、遅くまで飲んだりしていて
体調が万全でなくレースにでると
無理をしないでいようと思っても
つい周りにつられてしまう。
トライアスロンも死者が多い競技だ。
過酷なレースはそれだけリスクも多いことを知っておく必用がある。
自分だけは別だと思わないほうがいいだろう。
特に以前運動部であったようなひとは気をつけた方がいい。
昔の体力ではないはずだから。
自転車の目的は「生きて無事に帰ること」である。
途中でやめて電車に乗ってもよし
坂は押してもいいのだ。
脚力がなくてもいいじゃないか。
普段の社会生活をしながら健康な生活を送るために自転車に乗るのだから
その目的が逆転するとおかしくなる。
途中で棄権する勇気をもって自転車を楽しんでほしいものだ。