先日2号線沿いの鎮守稲荷神社に確か高田屋嘉兵衛の案内板があったと思い出して行ってみた。
そこには高田屋嘉兵衛が奉納した灯籠があった。
またすぐ横には平敦盛の兄である平経俊(つねとし)を弔う五重塔がある。
ご祭神は交通安全の神様でもあったので、船の航行の安全を祈願したのだろう。
ではなぜ高田屋嘉兵衛はこの神社に奉納したのだろうか。
答えは非常に簡単だった。
現在の2号線から南側の兵庫区西出町に高田屋の本店があり、
たくさんの倉庫群が並んでいたようだ。
現在「菜の花の沖」にちなんで菜の花ロードという名前がつけられている。
その本店の碑は面白いことに七宮神社のすぐ東側にある。
歴史上重要な場所は何度も歴史上で重要な役割を果たしているのだとわかる。