ここが気になって仕方がなかったので、
ロードの練習後入ってみた。
凍えそうな寒さだったが、
想像以上に素晴らしい温泉だった。
個人的な感想だが
近所の灘温泉の数倍良いと思う。
おそらく神戸で1番泉質が良いのではないだろうか。
冷泉だが本当の温泉で、水道水を加えていない。
入った後肌がすべすべになった。
ちょっと鉄っぽい感じが有馬の金泉とそっくりだ。
ただ有馬と違って循環式ではない。
そして気になっていた横のきしめん屋さんに入ってみた。
屋号が「きしめん」としか書いていない。
なんときしめんとばら寿司のセットが680円。
素朴で非常においしかった。
女将さんからいろんなお話を伺った。
名古屋出身ではないけどちょっと変わったものを出したかったので、
先代がきしめん屋さんにしたとか。
先代の姑さんは三味線のお師匠さんで
2年前になくなったのだが、3度も死にかけて助かった人だったそうだ。
関東大震災、満州からの引き揚げ船の沈没からの漂流と生還、
阪神淡路大震災と3度も大変な目に会われて助かったそうだ。
そして95歳の長寿を授かったそうだ。
素晴らしい・・・・
面白い話が聞けてよかった。
そういえば確か神戸中央市場の辺りで、
大輪田泊(おおわだのとまり)という言葉を見たことがある気がしたので帰りに探してみた。
歴史は面白いね。