人気ブログランキング | 話題のタグを見る

神戸ポタリング日記

ozunu.exblog.jp
ブログトップ
2010年 07月 06日

サローニのある風景

サローニのある風景_e0053660_15251515.jpg

昔から私がデローザが好きなのは、コルナゴのように外見の派手さのない渋みのある美しさがあるからだ。
コルナゴはけばけばしい印象が強い。
ただ、このサローニの深みのある赤は30年を経て、落ち着いた色合いになっている。
元の持ち主は、購入後少し乗っただけで室内に保管していたという。
サローニのある風景_e0053660_15213033.jpg

だから、まるで新車のようにも見える。
この自転車がいかに愛されていたのかがわかる。
でももっと乗ってやった方がよかったのではないだろうか。
床の間の置物では、自転車がかわいそうだ。
サローニのある風景_e0053660_152554100.jpg

自分の好きな自転車を眺めているとき、その目は決して無機物を見る目ではない。
愛しい人を見る目をしているはずだ。
サローニのある風景_e0053660_2111280.jpg

須磨海岸もすっかり夏だ。

by ozunu13 | 2010-07-06 06:38 | 自転車のある風景 | Trackback | Comments(2)
Commented by macycle at 2010-07-07 00:15
夏の雰囲気が伝わってきますね。
ボトムブラケットの所にこんな手の込んだ細工がしてあるんですね、こ
れはこの時代の自転車だからでしょうか?
Commented by ozunu13 at 2010-07-07 22:17
macycleさん
こんばんは。
昔のスチールロードはみんなこんな風に手が込んでいたんですよ。
今は大量生産で手抜きなんでしょうね。


<< ゆらめき      ペルドマーニさんは夜が最高!! >>