初めて自転車に乗れた時のことを思い出してほしい。
あんなものに乗れるはずがないと
泣いたこともあったかもしれない。
日本は今全体が自信をなくしているようだ。
自分に自信が持てないでいる。
ブレーキの効かないぐらいの車で驚いてはいけない。
クラシックカーのブレーキは、みんな効かないだろう。
そんなものだと思って、早めにブレーキを踏めばいいのだろう。
大きなプロジェクトを成功させたり、
アマゾンの密林に探検に行かなくても、
エベレストに登らなくても、
大邸宅を建てなくても、
自転車に乗れば、「やったなあ」と思えるはずだ。
自転車にいくらお金をつぎ込んでも、走るのは自分。
それが潔いだろう。
これほど素晴らしい道具があるだろうか。